自主制作した3DCG作品の紹介を目的としたサイトです。3Dツール関連の役立つ情報もお届けします!

礼拝堂

小さな礼拝堂を作りました。


コンセプトは光と影の対比です。暗い部屋と明るいステンドグラス、そして複数の蝋燭を配置することでコントラストを強調しています。また、扉の外から室内を覗く構図にし、白い壁と暗い色の扉を近景に入れることで、さらに対比を表現しています。

ステンドグラスの特徴である色の付いた影を表現するためにCLIP STUDIO PAINT で影のテクスチャを描きました。これを板ポリに適用してシュリンクラップを使い、壁のオブジェクトに沿って変形させています。

聖杯や燭台の細かい装飾は Substance Painter で描きました。
アルファ素材とハイトマップを使って凹凸を作り、アンカーポイントを追加することで、マスクに使用する曲率などのパラメーターを反映させています。

簡単にバリエーションを増やせるように、基本的にマスクを使って模様を描いています。

マスクジェネレーターを使うことで、長椅子の下部のような下から上にかけて付着する土埃を描いています。


少々放置気味で制作期間は2ヶ月以上かかってしまいました。制作時間は約50時間でした。
次は作品の幅を広げるために、これまでとは違うテイストのモチーフを作ってみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました